登録鑑定人創出支援事業
当社は、財物(建物・動産等)の損害額算定(損害鑑定)や保険価額の評価(評価鑑定)および事故原因・事故状況等の調査など、損害保険における重要な業務を行う損害保険登録鑑定人(正式名称)を創出・支援することを推進します。
登録鑑定人の仕事とは
簡単に説明すると、「専門の資格を持つ鑑定人が、中立で公正な評価額や損害額の算定を行う」という仕事です。
登録鑑定人資格を取得し、鑑定の経験をより多く積むことで、専門職として幅広く活躍できる社会的にも意義のある魅力的な職業です。
たとえば、火災・自動車による損害や近年発生している大規模な自然災害(台風・竜巻・雪害・地震)などで家屋、事務所などの建物や財物に対して「どれくらい損害を被ったのか」という被害額など損害保険会社から調査依頼を受けて“鑑定”します。
鑑定対象は
建物・商品・機械設備など多岐に渡っています。
損害鑑定の場合は、“その損害発生時における価額で定める”ため、 ひとつひとつの鑑定物に対して知識・経験・キャリアをフルに活かした判断が必要になります。
鑑定人業務について
鑑定人の主な業務は、損害保険会社から委託により、以下の鑑定業務を行います。
損害鑑定
火災等の事故により焼損、破損、汚損等の損害が発生した財物の損害額を算定します。
台風、竜巻、雪害、地震、津波等の自然災害については保険商品の内容により損害内容の確認します。
事故前の状態に復帰するための修理費の算定が主たる業務ですが、併せて事故が発生した時点の保険価額も算出します。
保険の種類・事故の大小にかかわらず「迅速、適正、的確」に損害鑑定します。
《主な鑑定種目は以下の通りです》
・火災保険、動産総合保険、機械保険、組立保険、建設工事保険、土木工事保険、盗難保険等に関わる物件
・賠償責任保険および自動車対物賠償保険に関わる物件
・店舗休業保険、利益保険に関わる保険金の算出
評価鑑定
保険の対象となる財物に関する保険価額の評価業務を行います。
保険の対象となる物件は、各種ビル、工場、プラント施設等、幅広くなります。
事故原因・状況の調査
当該事故が保険契約の内容に照らして保険金支払いの対象となるか確認のための事故原因・状況調査を行うこともあります。
調査内容は火災事故原因を始めとし、保険種目により多岐にわたります。
登録鑑定人になるためには
一般社団法人日本損害保険協会が実施する認定試験に合格し、「損害保険登録鑑定人」として同協会に登録することが必要です。
「損害保険登録鑑定人」とは
「損害保険登録鑑定人」とは、建物や動産の保険価額の算出、損害額の鑑定、事故の原因・状況調査などを行う専門家で、日本損害保険協会の実施する認定試験に合格し、登録されている方をいいます。損害保険登録鑑定人には、1・2・3級の技能ランクがあります。
※「損害保険登録鑑定人」認定試験については、同協会のホームページでご確認ください。
※日本損害保険協会は、鑑定人認定試験のための講習会やセミナー等は行っておりません。
「3級損害保険登録鑑定人」資格取得のためのeラーニング研修
当社では、最初の認定資格である3級損害保険登録鑑定人のeラーニング研修を行っています。
→どの地域でも、どの時間帯でも研修が受けられるように過去に出題された試験問題のeラーニングを活用した3級登録鑑定人向けeラーニング研修を実施しています。
※1級、2級の登録鑑定人用eラーニング研修は、現在実施しておりません。
<3級損害保険登録鑑定人のeラーニング研修申込みについて>
・研修科目 : 「保険・一般常識」編、「電気・機械」編、「建築」編
・申込方法 : 「お問い合わせ」より、お申込みください
・支払方法 : クレジット払
・受講料 : 9,900円(税込)
・申込期限 : 試験日の前日まで
・利用期間 : 支払完了後、ID・パスワード受領日より試験日(当日)まで利用可能
受験申請・認定試験・合格発表などについては
一般社団法人 日本損害保険協会のホームページで詳細をご確認ください。
■お問い合わせ先
〒140-0001
東京都品川区北品川1-12-9 テラス品川201
日本創倫株式会社 登録鑑定人創出支援事業部宛へご連絡ください。
contact@nippon-sourin.co.jp