1979年(昭和54)年4月1日創業の株式会社セフティー(所在地:東京都葛飾区亀有1-15-1)代理店は、2023年から弊社監査による態勢整備に取り組み、2年目となる2024年7月の弊社訪問による継続監査の結果、適正な保険の業務運営を実施する代理店として、弊社が定める監査基準による4段階評価の最上位Aランク(星4つ : ⭐️⭐️⭐️⭐️ )認定となり、総合的に高い評価代理店となりました。

株式会社セフティー社が取り組んだ代理店体制(態勢)整備の内容がホームページ(ブログ)に掲載されていますので、ご参考に一部をご紹介します。

▼保険代理店の外部監査とはどのようなもの?
セフティーでは2023年から第三者である日本創倫株式会社様へ外部監査をお願いしています。
セフティーと弊社従業員が遵守すべき規制法や内部規程等の規準に照らし、内部管理・監督体制(ガバナンス)が有効に機能しているかを監査評価項目を7体制(全147項目)でチェックしていきます。

最初はその多さにビックリしました…。

◆監査評価項目
1.経営管理(ガバナンス)体制(全15項目)
2.内部監査体制(全12項目)
3.法令等遵守(コンプライアンス)体制(全20項目)
4.保険募集管理体制(全37項目)
5.顧客保護等管理体制(全29項目)
6.募集人教育管理・指導・体制(全12項目)
7.ITオペレーショナル・リスク管理体制(全22項目)

◆評価方法(評価ランク=4段階)
28〜22点 ⇒ 優 良 ⇒ Aランク
21〜15点 ⇒ 良 好 ⇒ Bランク
14〜08点 ⇒ 不十分 ⇒ Cランク
07〜00点 ⇒ 不 適 ⇒ Dランク

経営者と管理責任者へのヒアリングからスタートし、社内規定やマニュアルの確認、募集人2名へ募集プロセスのロールプレイング、執務室の整備状況チェック、各種会議の議事録や教育研修実施記録の確認、意向把握や比較推奨販売のチェックなど、2日間にわたり全ての項目を細かく確認していただきました。

結果として「優良」評価をいただき、最上位ランクAの認定を受けました。とても嬉しかったのですが、改善点も多く見つかりました。今後も体制(態勢)整備を確実に進め、より良いサービスを提供できるように社員全員で取り組んでいきます。

▼内部監査の重要性と外部監査を依頼する理由
以前は、保険代理店の法令上の体制整備義務は主に保険会社が責任を負い、保険会社の教育・管理・指導の下で行われていました。

しかし、2016年5月の保険業法改正における「体制(態勢)整備義務の導入」にともない、保険代理店自身がPDCAサイクルを回し、銀行や保険会社などと同じ金融事業者として体制(態勢)整備を整える事が求められるようになりました。

さらに、2017年3月に金融庁が「顧客本位の業務運営に関する原則」を公表したことで、私たち保険代理店もお客様の視点に立った取り組みの更なる向上が求められるようになりました。

この取り組みには、お客様対応能力の向上、それを支える組織体制の構築、募集プロセスの品質向上、適切なリスクコンサルティングの活用が必要不可欠です。そのため「内部監査」の重要性が年々高まってきています。

しかし、自社で内部監査を行うには多くの知識・時間・労力が必要であり、内部の人間では客観的な評価が難しいという課題があります。そこで、弊社ではより厳密で効果的な内部監査を行うために、費用をかけてでも外部の専門機関に依頼するべきだと考えています。

良い評価を受けた項目は強みとしてより伸ばしていき、悪い評価を受けた項目は弱みとして認識すると同時に改善していく。このプロセスを繰り返す事で、結果としてセフティー(保険代理店)自ら主体的に創意工夫を発揮し、お客様本位の良質な金融サービスを提供し、競争力を高める事ができると信じています。