最近、感染被害が急増しているマルウエア(コンピュータウイルス)「Emotet(エモテット)」と呼ばれるウイルスへの感染を狙う攻撃メールが、広く着信していますので、注意が必要です。

ある企業のメールアカウントが攻撃者に悪用され、外部の取引先へEmotetの攻撃メールがばら撒かれてしまったという事例も発生しています。
またパスワード付きZIPファイルを使った攻撃も最近(2020年9月)急増しているようです。
下記のIPAによる注意喚起情報を参考にしてください。

ところで、
代理店の皆さま(含む募集人)は、いまだに無料のフリーメールを業務使用していませんか?
情報セキュリティが大変重要となっている現在でも弊社の代理店監査において、散見されています。

《マルウエア(コンピュータウイルス)「Emotet(エモテット)」について》
▶︎特徴:
マルウエア「Emotet」は、過去にメールのやり取りをしたことのある、実在の相手の氏名、メールアドレス、メールの内容等の一部が流用され、あたかもその相手からの返信メールであるかのよう思わせる内容となっている

◎Emotetへの感染防止にとどまらず、一般的なウイルス対策として、次のような対応をすることを勧めします。
▶︎対策:
・身に覚えのないメール(発信者のメールアドレスを確認)の添付ファイルは開かない。また、メール本文中のURLリンクはクリックしない。
・自分が送信したメールへの返信に見えるメールであっても、発信者のメールアドレスを確認して、不自然な点があれば添付ファイルは開かない。
・OSやアプリケーション、セキュリティソフトを常に最新の状態にする。
・信頼できないメールに添付されたWord文書やExcelファイルを開いた時に、マクロやセキュリティに関する警告が表示された場合、「マクロを有効にする」「コンテンツの有効化」というボタンはクリックしない。
・メールや文書ファイルの閲覧中、身に覚えのない警告ウインドウが表示された際、その警告の意味が分からない場合は、操作を中断する。
・身に覚えのないメールや添付ファイルを開いてしまった場合は、すぐにシステム管理部門等へ連絡する。

※参考:【独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)】
「Emotet」と呼ばれるウイルスへの感染を狙うメールについて(外部サイト)